スマートな生活の道しるべ✨✨

イベントレポート

グランレクトーレ湯河原がついにグランドオープン!【記者発表レポート】

――オールインクルーシブで楽しめる新たな湯河原リゾートに行ってきました

2025年2月5日、神奈川県湯河原町に新しく生まれ変わった「グランレクトーレ湯河原」のオープニング記者発表に行ってきました!

企業の研修だけでなく、個人やグループの旅行にもぴったりな“オールインクルーシブリゾート”としてグランドオープンした本施設。会場には多くのプレス関係者が集まり、熱気あふれる発表会でした。

今回は、その様子や施設の魅力、そして株式会社ティーケーピー(TKP)の河野貴輝社長のコメントを詳しくお届けします。

■「グランレクトーレ湯河原」とは?

「グランレクトーレ湯河原」は、宿泊研修施設「レクトーレ湯河原」を大幅にリニューアルし、上質で快適な新ブランドホテルとして2025年2月5日にグランドオープンしました。108室あった客室を55室へと減らし、個人のお客様でもゆったり滞在できるように1室あたりの面積を広げてツインルームにするなど、改修しています。また、天然温泉を引き、サウナ・スパ施設を充実。ダーツやボードゲームも楽しめるアクティブラウンジ、麻雀ルーム、会議室も併設された、”オールインクルーシブ”型のリゾート施設です。

施設のコンセプトは「Infinite Living(インフィニティ・リビング)」。

「滞在中、お客様自身のライフスタイルに合わせて“無限”に楽しんでほしい」という思いから生まれたそうです。

■記者発表会の様子line_oa_chat_250301_220607

当日は、株式会社ティーケーピー(TKP)代表取締役社長の河野貴輝氏が登壇。貸会議室事業からスタートしたTKPが、ホテルの開発に注力する背景を熱く語りました。

【TKP 河野社長の挨拶と施設説明】

「本日はご多忙の中、『グランレクトーレ湯河原』の開業記者発表会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。TKPの河野貴輝でございます。

当社(TKP)は2005年に貸会議室事業からスタートし、今年で20周年を迎えます。現在は全国277施設、座席数約15万席以上の規模になりました。

創業当初は、六本木ミッドタウン建設に伴い取り壊し予定だったビルを活用し、貸会議室事業を始めたのがきっかけです。遊休不動産を活用し、その時々のニーズに合わせた空間を提供する”というモデルで事業を展開してきました。

ここ『グランレクトーレ湯河原』は、もともと2017年に『レクトーレ湯河原』として開業し、企業研修や団体用途のセミナーホテルとしてご利用いただいてきました。今回、より幅広いお客様にご利用いただけるよう、個人旅行やインバウンド、グループ旅行にも適した施設へと大幅にリニューアル。ブランド名も『グランレクトーレ』へと刷新しました。

TKPのホテル・宿泊研修事業としては、2013年から企業の保養所や研修所、旅館などをリノベーションし、一般のお客さまにも利用いただけるホテルへと再生してきました。『石のや 伊豆長岡』がその例で、高級旅館として知られた『旧伊豆長岡 石亭』を再生しています。今後は、従来の“レクトーレ”ブランドをアップグレードして、“グランレクトーレ”という位置づけで展開していきたいと考えています。

今回の『グランレクトーレ湯河原』は初の“グラン”ブランドです。サウナやスパ、ラウンジにはダーツやサッカーゲーム、最新の全自動麻雀卓なども置いて、オールインクルーシブで楽しんでいただける施設に仕上げました。

コンセプトは『Infinite Living』。『館内をお客様自身のリビングのようにくつろぎ、“無限”に楽しんでいただきたい』という思いを込めています。また、従来108室だった客室を55室に減らし、2部屋を1部屋にまとめて広々としたツイン以上の客室に変更。3室には露天風呂付きの客室として温泉を引いています。貸切風呂も3つあり、大浴場やサウナも各種取り揃えました。もちろん、会議室も設置しておりますので、“学びと遊び”の両方を実現できるホテルです。

当社のホテル・宿泊事業は全国で30施設(31棟)展開しており、前期は80億円の売り上げでしたが、今期は115億円、来期は150億円を目指して拡大中です。湯河原近隣では箱根強羅の『レクトーレ箱根強羅』の隣接地を取得し、開発プロジェクトを進行中です。アパホテルとのフランチャイズや、羽生のイオンモール内の宿泊施設、大分県別府市でのPark-PFI事業による全室オーシャンビューのホテルなど、複数案件が動いています。

湯河原は万葉集にも詠まれた歴史ある温泉地です。地域の魅力をしっかり発信しながら、国内外のお客さまに利用していただき、地域の活性化に貢献したいと考えています。TKPとしては神奈川県内に箱根、葉山などの施設もありますが、この一帯の観光需要を盛り上げ、経済発展に寄与していく所存です。」

【質疑応答】

Q1: 新ブランド『グランレクトーレ湯河原』と他ブランドとの違いやターゲット層は?


「既存の“レクトーレ”ブランドは企業研修やリーズナブルな利用が中心でした。今回、『グランレクトーレ』では1泊2食付き&オールインクルーシブとして、料金は1人あたり3~4万円程度を想定しています(団体だともう少し下げられます)。より付加価値のある形で、個人旅行やカップル、ファミリーにも利用いただきたい。

一方、当社が展開する『石のや』はさらにハイブランドで、客室露天風呂やサウナなどを備え、もっと上の価格帯です。『グランレクトーレ』は“レクトーレ”と“石のや”の中間に位置づけつつも、オールインクルーシブで温泉や食事、アクティビティをトータルに楽しめることが特長ですね。最近は1泊10万円超の高級宿も増えていますので、もっと気軽に利用できる施設を目指したいと思っています。」

Q2: 湯河原へのアクセスやシニア層の予約動向は?


「オープン前からシニア層の予約が多く入っています。若年層やカップル・ファミリーももちろん歓迎ですが、温泉地らしく幅広い年代に対応できるようにしました。ダーツや麻雀というと若い方のイメージかもしれませんが、60代以上の方もやってみると意外とハマるんですよ。

オールインクルーシブだと追加料金を気にしなくて済みますから、ご家族やご年配の方もストレスなく滞在していただけるのがメリット。湯河原は都心からの移動時間が1時間半ほどで、“思ったより近い”と感じていただけるようPRしていきたいですね。」

Q3: 宿泊研修(オフサイトミーティング)需要は今後も伸びる?


「コロナ禍でリモートワークが進んだ一方で、改めて“リアルで集まる大切さ”が再認識されています。ワーケーションやオフサイト研修への関心は高まっているので、セミナーホテルとしての需要は一定数ありますね。

ただ『インバウンドが増えると企業利用が難しくなるのでは?』という声もあります。そこはバランスを取りながら、企業にも個人にも使いやすい施設にしていきたいと考えています。温泉地のホテルで勉強も遊びもできるのは大きな魅力ですから。」

Q4: 今後、湯河原周辺での新規施設開発や自治体との連携は?


「もし、周辺に魅力ある物件やリノベーション可能な施設があれば、手を挙げて取り組みたいですね。地方自治体からPFI案件などのご相談があれば、積極的にご提案したい。公園開発や保養所の再生など、地域活性化につながる事業を今後も目指していきます。」

Q5: 一番のアピールポイント・お気に入りポイントは?


「やはり温泉を引いたことが大きいです。私は大分県出身で温泉が大好きなので、湯河原でも温泉を思いきり楽しめるようにしたかったんです。またサウナの種類を増やしていて、サウナ好きの方にも満足いただけると思います。

さらに『オールインクルーシブ』という仕組みはとても魅力的ですね。追加料金をあまり気にせず、館内のドリンクや軽食、ダーツや麻雀などもストレスフリーで滞在をしていただけます。私自身久しぶりに麻雀をやったら、全自動卓で手間なく快適でした(笑)。

3世代旅行にも使えますし、若い方同士や家族連れでも飽きずに過ごせると思いますので、ぜひ皆さんにも体感してほしいです。」

充実の館内施設・サービス

温泉・サウナ・貸切風呂からダーツ・麻雀・レストランまで、館内で完結できる楽しみが多いのが「グランレクトーレ湯河原」の特長です。さらにオールインクルーシブを採用しているため、飲食やアクティビティのたびに都度精算をする必要もありません。

会議・分科会などの研修利用にも対応できる設備がそろっているため、オフサイトミーティングやワーケーションにもぴったり。まさに“学びと遊び”を両立できるホテルといえます。

今後の展望

TKPでは、箱根強羅や伊豆長岡など全国各地の保養所・研修施設を次々にリノベーションし、新たな形のホテル・リゾートとして展開中。河野社長によると、インバウンド需要だけでなく国内の企業・個人需要も重視しつつ、全国的に宿泊事業を拡大していく方針とのことです。

まとめ

新ブランドとして誕生した「グランレクトーレ湯河原」は、リラックスからアクティビティまで思い思いに過ごせる“無限大のリビング”のような場所でした。記者発表会では、河野社長の“温泉・サウナ・アクティビティをオールインクルーシブで楽しんでほしい”という熱意を強く感じました。

研修にもレジャーにも対応する柔軟性と、温泉や食事、エンタメを一括で味わえるお得感が魅力の「グランレクトーレ湯河原」。皆さんもぜひ、リニューアルした湯河原温泉の新スポットへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

(取材・文:TipsMap取材班)

RELATED

PAGE TOP